あついコーヒーとぬるい二人。 

遠距離生活の姉妹、どうしてこんなに仲良いのか

なんか今年雨少なくない??

実家から離れたところで長くひとり暮らしをしていて、たまにふと思うことなんだけど

 

わざわざ報告でもしない限り、自分以外の人間が知る由もない情報って、暮らしの中にはたくさんあるよね

 

 

 

 

 

例えば

 

少し前に台所の戸棚を整頓していたら、奥のほうからみかんの缶詰が出てきたんですよ

 

おそらく買ったのは自分なんだろうけど、普段食べないみかんの缶詰を、なぜ…?

 

記憶に無いということはかなり前のものなのでは?と缶の底を見てみたら、賞味期限は今年の2月で切れていて

 

 

あちゃー

 

そもそも缶詰ってすごく日持ちするもののはずだし、ということはこれ買ったの年単位で前の話なんだろうな…と思ったんだけど

 

2月…2月か…

 

…まだいけるだろう多分

 

 

ということで開けて、1こ食べてみたら全然いけた

 

 

ので

ここ数日あたしは、タッパーに移し替えたみかんの缶詰を、毎朝ちょっとずつヨーグルトに乗っけて食べています

 

 

 

 

 

この、「掃除中に発掘された、ちょっと賞味期限切れてるみかんの缶詰を大丈夫と見なし、ここ数日毎朝ヨーグルトに乗せて食べてる」みたいな情報って

 

自分から発信しない限り、誰も永遠に知り得ない事実だよね

 

そして、

 

この上なくどうでもいいこと!笑

 

自分自身でもそのうち絶対に忘れるだろうし

そもそも記憶しておく必要がない

 

 

 

 

 

 

誰かにわざわざ話すことでは全然無くて、むしろ「あ、そう」みたいな出来事、生活の断片、ヤマもオチもない1コマ

 

そういうの、嫌いじゃないんだよなあ

 

「面白い」とか「ウケる」とかって、やっぱり何かしら波やリズムがあったり、起承転結に当てはめてパッケージ化できるものなんだと思うけど

そういうのじゃない、毒にも薬にもならないエピソードや、ただただ人の暮らしの息づかいを感じられる場面にあたしはわくわくしてしまうわけです

 

 

 

 

 

これ、似たようなものを旅先で感じることがけっこうある

 

有休とってどこかに旅行に出かけたりして

初めて足を踏み入れる土地で観光地を歩いてるときとか 、その街で生活している人たちの日常風景を目にしたとき

 

「あたしが平日の昼間に仕事してるとき、この土地ではこういう人たちがこういうふうに過ごしてるんだなー」とか

「この場所は、普段こんな時間の流れ方なんだなー」とか

 

とてつもなく漠然と、そういうことを考えてひとりでひっそり楽しくなるの

 

 

…何言ってるのか全然さっぱりかもしれませんが笑

 

 

 

「知らない世界を知ってわくわくする」というよりは、「知らない景色や生活が自分の見えないところにたくさんある事実」そのものにわくわくするって感じ

 

あたしがせっせと生活しているのと全く交わらないであろう世界線で、同じようにせっせと生活している誰かがいるんだよな…と思うと謎に感心してしまう

 

 

 

 

言葉にすればするほど、冗長で中身の無い説明になるぞこれは

 

この気持ち分かる人いるだろうか

 

 

 

 

 

 

 

誰も知らない、知る必要もないあたしの生活

大した事件も起こらない日常

 

誰も読んでないこのブログにそれを綴ることもまた、少しわくわくしたりするわけです

 

せばまーーーず

 

 

 

 

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今朝作ったナポリタン

 

ナポリタンを美味しく作るコツは、さすがにこれは入れすぎかも…というくらい大量のケチャップを投入することと、それを麺に絡めるよりも先にフライパンの中で少しじゅわじゅわと焼くこと

 

それにしてもガス台のよごれよ

週末掃除しようね