親知らず日誌【紹介状ゲットからの口腔外科突入編】
親知らずの記録その2!
年明け、歯医者さんでひととおりのメンテナンスを終えるあたりで先生と再度「親知らずをどうしましょうかね」と話すようなつもりでいたんだけど
年末最後の診察行ったとき、
「じゃ、次回紹介状お渡ししますのでね!」と
アレェ!そうなの??
もうなんかやっぱ問答無用で口腔外科送りなのね??
まあそうか、歯医者さんじゃどうにもできないんだものな、俺の親知らずは…
年明けの診察で最後のクリーニングを終え、無事紹介状ゲット
だがしかし、仕事の繁忙期に入ってしまいなかなか病院に行けず…
意を決して予約を取り、口腔外科に乗り込んだのが2月に入ったころだったかな
家からも職場からもわりと近い病院で、夜間診察の時間もあったのがありがたかった
歯医者さんでも撮ったけど、口腔外科でも改めてレントゲン撮影
あとCTも撮った!これも人生初かも
歯の根っこから先端まで、生え方の様子が輪切りになって映し出されるのは見てて面白かったけど
先生が丁寧に説明してくれればしてくれるほど、不安は募る…
神経…骨…血管…
下の歯2本→横向きに生えてて、かつ根元が神経や太い血管の近くにかかっている
頭だけ出てるけど、奥歯との間に隙間があるからこのままだとむし歯のリスク高し
下の歯2本→両方ともほんの少しだけ頭出してる状態、しかも隣の奥歯によりかかるように生えててこれ以上のびてくる(歯が外に出てくる)ことはなさそう
まあどの歯も抜いてしまった方が良いでしょう、とのこと
で、抜歯の方法について
かかりつけ歯医者のチャラ院長には「4本一気に全麻かな☆」みたいなことを言われましたんですが…と先生に話したところ、麻酔の方法・抜歯の方法はいくつか挙げられますということで
①全身麻酔の手術で1度に4本抜いてしまう
②静脈麻酔で1度に4本抜く、もしくは1~2本ずつ期間を少し空けて抜く
全身麻酔の場合はやはり身体に負担がかかるので、入院が必要になるんですって
静脈麻酔というのは、意識を保ったまま痛みは無く処置をしてもらう方法で「催眠術にかかったような状態でぼや~っとしてはいるけど、口の中で何かされているというのはうっすら認識できる感じですかね」
だそうだ
そして具体的な抜歯の手順についても説明してもらったんだけど
「どの歯も全体が露出しているわけではないので、まず歯ぐきを切開して…」
アーーーーーーーーーー
「下の歯は、そのあと上半分を割って取り出してから、下半分を取り出すような流れになりますね」
ウアーーーーーーーーー
「上の歯も、歯ぐきを切開してから掘り起こすような感じになります」
……
……
ひととおりの説明を終えた先生は、わたしの顔を見ながら
「今の様子をみた感じだと、寝ちゃってるあいだに全部終わってしまったほうが良さそうですね」
と励ますように提案してくれました…
というわけで、めでたく2泊3日の入院と全身麻酔での手術が決定
抜歯に臨むにあたってのお知らせ
術後はまあ、顔が腫れるでしょう
一般的に若い人のほうが腫れやすい(血の気が多いから的な)けど、人によるし実際どうなるかは終わってみるまで分かりません
痛みに関しても同様、どれくらいのものになるかは終わるまで未知
専門医が抜歯するわけで、もちろん細心の注意を払って進められるけれど、神経が近い部分の処置になるので手術後少しのあいだ下唇や顎のあたりにしびれや麻痺が残る可能性があります
ほあーー
不安や!もうなんか情報を授かれば授かるほど不安や!!
受診した時点でかなり先まで手術の日程が埋まってしまっていたため、後日病院からの日程連絡をしてもらうことに決まり
一気に増した不安を抱えながら帰宅
口腔外科を受診したとき唯一ほっとしたのは、先生の説明が分かりやすくて丁寧だったことだな
ま、丁寧であればあるほど具体的に色々想像してしまってウワワァとなってしまったけれど笑
看護師さんも優しかったし、逐一「何か気になることとか質問ありますか?」と声をかけてもらえて安心できました
ちなみに、コロナ禍ということもあり入院中は付き添いやお見舞いは一切禁止もちろん外出も禁止
直前の2週間は検温の記録をつけて、入院当日に提出
など色々注意事項がありました
いろんなことが具体的に決まり、とはいえ肝心の日程がなかなか決まらなかったのでしばらくはそわそわ落ち着かない日々が続いたな~このころは
次回、【爆裂食べ納め、いざ入院編】